ぱぷり

ウィンターズ・ボーンのぱぷりのレビュー・感想・評価

ウィンターズ・ボーン(2010年製作の映画)
3.8
ジェニファーの出る映画は全て彼女が持っていく印象があります。
あの目ヂカラでメンチ切られたら、しばらく動けないでしょう。
ヒルビリーと総称?蔑称?される特殊なアメリカの田舎に住むムラの住人たち。食べていくだけで精一杯の過酷な環境の中で誰もが貧しく、共同体といえど隣人を助ける余裕など持ち合わせていない。この貧困の連鎖を断ち切る為には軍隊に入るか、ムラを出て退路を断つかの選択肢だけだ。それはサスペンス映画の「トールマン」でも問題提起されていた。ヒルビリーの貧困から子どもたちをどう救出するか。乱暴な手段しか解決策が見当たらないのでは無いかと。
今作の主人公の少女!!に課せられた不当過ぎる重い責任。家族を守るために孤軍奮闘する姿をジェニファーは見事な演技で見せてくれました。
「姐さん」と慕っても良いですか?
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