グラビティボルト

穴のグラビティボルトのレビュー・感想・評価

(1960年製作の映画)
5.0
傑作。とにかく傑作。鍵穴、覗き穴、やすり、顔、あらゆる要素の繋ぎが気持ち良くてクールだ。クールだ!けれどそのブレなさ、計画の進行が揺らぐ瞬間、「寄り道」をして以降の緊張感たるや!
情感を削り動きで語る演出に紛れ込む怪しい女が言語化し辛い魅力を体現してる
その女が現れて以降外界の教会の鐘が幻聴として流れ始め、全てがひっくり返されるラストへ!