虎舞羅ーコブラー

マッハ!弐の虎舞羅ーコブラーのレビュー・感想・評価

マッハ!弐(2008年製作の映画)
3.3
今や「モンハン」の映画に出演するなど世界的な活躍をしている、トニー・ジャーの大ヒット作「マッハ!」の続編。

・あらすじ
アユタヤ王国の侵攻が進む15世紀のタイ。国王の息子であるティンは、両親を殺害され山賊である『ガルーダの翼峰』に拾われる。修行を経てムエタイ・古武術の達人となったティンは、アユタヤ王国への復讐を開始する…!

・感想など
前作「マッハ!」が好きだったので鑑賞。

やはりFilmarksのスコア通り、レベルダウンしていましたね…。
アクション自体は勿論満足出来るクオリティです。前作では素手での格闘が主でしたが、今作では刀や鎖鎌など武器を応用したファイトシーンを豊富に見る事が出来ます。ですが、ストーリーに難がありましたね…。
前作では現代が舞台の為見やすかったものの、本作では15世紀のタイになり激変。前作もストーリーは戦うための理由づくりでしたが、本作ではあまり印象に残らないんですよね…。主人公の輪廻転生を描きたかったんでしょうが、ラストだけは腑に落ちず。爽快感とは逆にモヤモヤ感が残る終わり方だったので、どうしても低評価になってしまったのではないでしょうか。

ストーリーは良いとは言えないものの、武術アクションの面では中々良く作られた作品でしたね。