けーな

フラッシュダンスのけーなのレビュー・感想・評価

フラッシュダンス(1983年製作の映画)
2.7
上映当時、大変話題になったことを覚えている。映画のストーリーよりも、サウンドトラックと、それに合わせた主人公のダンスが印象深い。アカデミー歌曲賞に、劇中の曲が、2つノミネートされ、その1つが、オスカーを獲得した。

80年代は、映画の主題歌が、映画とタイアップして生まれ、双方が大ヒットするというパターンがとても多かった気がする。今作以外には、例えば、「愛と青春の旅立ち」「ホワイトナイツ」「フットルース」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「トップガン」等々。

上映から何年も経った今観てみると、やはり、ダンスと音楽には目を惹くけれども、ストーリーとしては、物足りなさを感じてしまった。いくら才能があって、情熱を持っていたとしても、格式ある名門バレエスクールのオーディションで、あれでは、認められるはずがないし、本気でバレエに取り組んできた人に失礼だ‼︎などという考えが浮んでしまった。もっと純粋な目で見ないといけない映画なのだろうけど。

主人公のジェニファー・ビールスは、魅力的で、可愛いらしい。しかし、相手役のマイケル・ヌーリーが、あまりカッコよく見えなくて、惹きつけられなかった。
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