mikoyan358

ナイト・アンド・ザ・シティのmikoyan358のレビュー・感想・評価

2.0
一発当てて人生大逆転を、と目論んだ小物?の弁護士がどんどん八方ふさがりになっていく様子を描く。普段なら言葉にならない雰囲気で風格を滲み出させるデニーロがここではロベルト・ベニーニか!と思うくらいに喋りまくるのだが、それは言葉で塗り固めた向こう側にある主人公の臆病さと薄っぺらさを表現しているようでもある。まあ他人かつ架空の人物の不幸だから笑って観ていられるし(笑)自分はそもそもこんなはったりをかます度胸すらないので無縁の世界ではあるが...盛り上がりもあまりなく感情移入も出来ず、印象としては微妙。
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