クモ怪人

ブラックブックのクモ怪人のレビュー・感想・評価

ブラックブック(2006年製作の映画)
4.1
大戦時、ナチス占領下のオランダでユダヤ系女子が体を張る。歌とオッパイを武器にスパイになる。ナチ将校を凋落するためだ。バレたら即、お仕置きが待っている。陰の毛髪まで金髪に染め上げて気合を入れる。これでもか、これでもかと誇らしげにオッパイをさらけ出す。

もう、ユッ、ユダヤでも何でもええわっ!(ナチス・ムンツェ大尉談)

暗く悲惨なストーリーだけど、ミステリーやサスペンスの要素に加え、エンターテイメントな味付をしている。そして、主演女子の淫靡な雰囲気のせいで常にエロい臭が漂う。イデオロギーがどうとか、戦争モノ特有の悲しげな感動を期待してはいけない。単純にドキドキ・ハァハァして観ればそれで良い。
クモ怪人

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