あおい

ブラックブックのあおいのレビュー・感想・評価

ブラックブック(2006年製作の映画)
2.7
己を偽り、暗黒の現実を白日の下に…

「インビジブル」の監督、ポール・ヴァーホーベンが贈るオランダ発の戦争モノ。いやはやこれまた、リアル感のある映画。あんまりスポットの当たらんオランダやと思うけど、要はレジスタンスのお話。

◎ストーリー
オランダで教師として働くエリスは、ナチスの侵攻を機に、町の人々と船で脱出を図る。しかし、道中で彼女以外は惨殺される。ナチスの悪行を間近で見たエリスは、復讐のためレジスタンスに入る。ユダヤ人であることを隠し、ナチスの幹部との関係を深めていく…

ナチスの所業が生々しいし、最後のエリスに対する差別がすごくひどかった。裸にして、汚物かけるってすごいの撮ったな。

エリス役の人は、もうほんまにひっきりなしに体を張りまくってる。陰部になんか塗ってるところは、次のシーンでそういうことか!ってめっちゃなってもうた( ^ω^ )

夢も希望もない時代に、泥臭くも戦い抜いた女性レジスタンス。少し長いので飽きますが、魅入るシーンもある映画。

大量のインスリンを投与されたら、すぐチョコなり糖分をとりまくること!
あおい

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