ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌のFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

「週刊ヤングマガジン」で連載された、きうちかずひろ原作の同名漫画を実写化した痛快青春映画『ビー・バップ・ハイスクール』シリーズの第2作目である本作。印象としては、前作よりも体を張ったアクションシーンは少なくなってしまったものの、白井光浩が演じた藤本輝夫をはじめ、大前均太郎やマンモスお妙、如月翔子などといった個性的な新キャラクターの登場や、主軸で描かれる城東工業との抗争も見応えがあり、本作もまた気軽に楽しめる作品であることに間違いはないのだが、少々描写が過激になっている点は気になるところですかね。これはこれで城東工業のイメージが印象強く残りますし、前・後半で全く色が違うのでメリハリがあってとても良いのだが、前作の印象をそのままに視聴してしまうと違和感が生じるかもしれませんね。それでも本作は前作以上に面白い作品だとは思いますし、やはり藤本輝夫(テル)のキャラクターがとても良かったですね。前作で活き活きしていた兼子信雄が印象薄だった点は気になるところでしたが。