らんらん

はやぶさ奉行のらんらんのレビュー・感想・評価

はやぶさ奉行(1957年製作の映画)
3.0
片岡千恵蔵主演の遠山の金さんシリーズ第12作目(全18作)

簡単にまとめると
将軍暗殺、幕府転覆を狙って悪者(進藤英太郎ら)が暗躍する中、金さん(片岡千恵蔵)は内部に潜入し証拠集める、さらには鼠小僧(大川橋蔵)も要所に出没して協力
ラストはお馴染みのお白州での裁きが下されます

っていう本当ならシンプルで、流れの決まったお話なんですが
なんか見てるとわかりにくい、無駄に登場人物が多くて複雑にしてる気がする
そもそも将軍暗殺のために相当な苦労して釣り天井作ってるけど、何でその方法なの?他にもいろいろと無理があったり何で?って思うシーンが多い

この映画で良かったのはクライマックスのお白州シーンぐらい
お決まりの展開なんだけど見応えがあります
片岡千恵蔵の迫力、啖呵が凄まじく、蹴っ飛ばすシーンなんかも素晴らしい

あとは、、、特になにも語ることのない凡作かと
出演者はそれなりのメンツ
悪役に進藤英太郎や柳永二郎、味方に大川橋蔵、その他大河内伝次郎とかも出てはいるんですが全く印象に残らない
たぶん変に真面目に淡々とし過ぎてるのが良くない!
それならまだおバカでネタになるようなシーンのほうが印象に残るし評価出来る
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