ニャンタ

ナインスゲートのニャンタのレビュー・感想・評価

ナインスゲート(1999年製作の映画)
3.5
アンティーク本専門の売買仲介人であるJohnny Deppは、調査依頼で、世界に3冊の『悪魔の書』について、残り2冊と比較して、本物かどうかを調べる仕事を受けると、不可解な事件が起り始める、スリラー映画🧑🏻‍🏫🔎📖
 本には挿絵の版画が9ページあり、絵柄の違いを調べたり、古城を巡り、雰囲気が堪らなく素敵です📓🤫

◽️🖋️点数が付けられる箇所
 Filmarks評価点数が低い理由に、CG演出の悪魔は登場しないし、単純に意味不明な部分がありますし、3冊の本を揃える旅で、地味な作品である事が挙げられますが、恐怖要素が少ない事が私には嬉しく、『悪魔について書かれた、古い書物を探す』ミステリーが魅力です🏤📚

 評価したいのは音楽でして、快調なリズムが探究心を駆り立て、同時に、そろそろ…危ない雰囲気の場所に足を踏み入れたような「不穏な空気感」が漂う旋律で、ワクワクします🎻🎼🎶🌀
 途中に挟むアクション場面が、緊張感のカケラも無く、チープなので…驚くのですが、この映画は「ミステリアスな雰囲気」を楽しむ事です!!😅

◽️🖋️突っ込み箇所
•護衛役のEmmanuelle Seignerは強いですし、彼女は飛べるんですよね🤾🏼‍♀️飛んでいる証拠映像は割と、はっきりと映っているのに、Johnny Deppは、何も気付いていない所が変ですね🤣

•悪魔本のコレクターかと思いきや、タバコを吸いながら本を触るし、本の扱いは案外…雑です🚬
 色んな本好きの登場人物、それぞれのコレクターの姿勢と、狂いっぷり(執着心)が、とにかく面白いです🤣

◽️🖋️総評
 悪魔の書に関わる人は、次々と不審な死を遂げますが、殺され方がユニークなのが面白いですし、版画が物語の鍵となる展開も、分かり易くて良かったです📖🗝
 さびれた洋館や古書など、雰囲気を堪能するゴシック・スリラーという印象です🕍🏰🚬📓📓📓
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