三郎丸

ワルボロの三郎丸のレビュー・感想・評価

ワルボロ(2007年製作の映画)
3.3
【色々と粗い!それが残念…】

ゲッツ板谷氏の自伝的なお話を映画化したもの。

主人公(松田翔太)が不良に目覚め、ケンカと恋と友情する甘酸っぱい話。

まあ、男子良くある話ですね。
【オレ、昔悪くてさ】
私も、良く聞かされましたが
【一体誰得なんだ?】
と常々思ってます!

ここは良かったポイント
・作品の勢い。
失踪感というかガムシャラさは伝わりました。
・甲本ヒロト
粗い映像にこのかたの歌声は反則。
・青春感
ガッキーの真面目っこが素敵!
主人公とイヤイヤ話す感じが良かった!素敵です!

ここは…残念ポイント!
・登場人物の多さ
一本の映像にこれでもかと不良を出すからよーわからんことになってます。
・主人公が不良として踏ん張る気持ちが希薄
真面目な青年が不良として、何故のしあがることにしたのか?いまいち伝わらない。(親も倒れるような事態になっても、人に迷惑かけても不良してケンカしたいのか…?)

豪華な俳優陣と作品にかける情熱は伝わるものの、
【どこか中途半端】
詰め込み過ぎたのも一因。
出てくるヤツラも
【ワンパターン化】
し、どーせまたケンカすんでしょ?みたいに中盤から醒めてしまいました。
懐かしい違反制服をはじめ、その世代の方々にはオススメです。

個人的に、
デブの番長は出てくる度にやられるところは好き!
作品最後、もう一度ヤラレに出てきてたら私の評価は満点でした。
三郎丸

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