くぅー

ワルボロのくぅーのレビュー・感想・評価

ワルボロ(2007年製作の映画)
3.4
1980年代、実はピストルの形をしている東京都は立川市・・・優等生だったとある中学生が不良に転身し、六人の仲間と共に、市内の不良達相手に喧嘩上等で暴れまくる...

そう、1980年代って設定がゆえ、やはりあの"ビー・バップ・ハイスクール"的な作りで・・・よって、平成の"クローズ"的な異様な不良のテンションではないので、好き嫌いは別れるか。

また、"パッチギ!"っぽさも随所に感じられ、ラストのバトルの物足りなさ等、ボロが出てる感はあるが・・・要は、不良モノではなく青春活劇として見れば、思ってる以上に楽しめるかも。

そんな俳優陣では、まずは松田翔太・・・むしろユニークな面が印象に残りましたね。
ヒロインには新垣結衣で、インパクトには欠けるけど、やはり文句なく可愛いので許します(笑)
さらには、きっちり存在感を出す福士誠治に、城田優らのナイスなサポートに、ここにも出てる阿部亮平にニヤリ。

そんな訳で、"ビー・バップ"で名を馳せた仲村トオルがヤクザ役ってのが何とも謂えず・・・ここでピンと来るか来ないかで、余韻も違って来るかも。
くぅー

くぅー