Yoshishun

アバター<特別編>のYoshishunのレビュー・感想・評価

アバター<特別編>(2010年製作の映画)
2.0
※下書きをアップするのを忘れてました。

ただでさえクソ長い作品なのに、更に長くなった特別版(といってもほんの数分だが)。

世界歴代興収1位という事実が未だに信じられない程、つまらない。何故ここまで人を惹き付け、大ヒットに導かれたのか本当にわからない。

映像は確かに凄い。それは認める。
だがしかし、きちんと長い上映時間に見合った物語があるかと言われると無いに等しい。さらにまずいことに神秘的な映像世界を長時間見ると、人間面白いもので慣れが生じる。そう、慣れてしまうとこの映画、地獄である。映像世界を適当に補完する適当なストーリーだけでは満足できるわけもなく、目の前に広がる圧巻のCG祭りに呆れるばかり。

話題になった3Dも求めていたものと違って残念。飛び出すアトラクション感覚を味わいたかったのに、変に奥行き感だけ出してきて正直気持ち悪くなった(あくまでも個人的な感想)。

どこかで見たようなキャラ造形やメカデザイン、モンスターハンターにも出てそうな既視感満載のクリーチャーたち、粗末なストーリー、奥行き重視の3D映像、その全てを受け入れられる者こそが楽しめるはず。

監督は「エイリアン:コヴェナント」を批判する余裕があるならさっさと「アバター2」作って、さっさとまた荒稼ぎしてくだされ。
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