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キャビン・フィーバーのメタのレビュー・感想・評価

キャビン・フィーバー(2002年製作の映画)
3.5
・キャビン
・感染
・狂人
・ギャグ

ざっとこんな映画でしょうか。

さらには、「パンケーキ!?」
映画を見終わった人は、必ずこう思うでしょう。

途中わけのわからなさや、ギャグ的要素もあり、混沌とした映画の側面もあります。しかし全体としては、ホラー映画の歴史を抑えたがっちり恐怖作品です。

後半の展開はぐんぐん加速して面白い。一気に絶望的な状況が爆発する。

この監督は、気持ち悪くて嫌なシーンがうまいんですかね。
とくに、肌がドロドロになりながら外に出る女が、これまたグログロな犬と対面するシーン。犬が異常にリアルで怖い。

未知のウイルスに感染しているかもという絶望的な状況に加えて、その田舎にいる人間たちの頭までいかれています。ウイルスも怖いし、人間も怖い。何にも頼れないこの状況。この「絶望さ」の表現はかなりきました。

傑作とまではいかないかもしれませんが、十分に怖く楽しめるホラー映画でした。監督の表現したい画、こだわりがちゃん感じ取れます。
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