ましゅー

オーディションのましゅーのレビュー・感想・評価

オーディション(2000年製作の映画)
3.8
先週はかなり血迷っていました…。
本当に毎日帰宅後3時間以上、土日に至ってはゆうに一日12時間以上YouTubeに浸ってしまった…。
恐るべし南野陽子。(違う🤣)
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という訳で、未だ平日も1時間くらいはついつい見ちゃいますが(ついで…と言っては失礼ですが😅毎日シングルコレクション、アルバムもボチボチ聞いています😂)、久々にリハビリも兼ねて映画postします。
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実は今日2週ぶりにシネコンに行って来ましたが、なんせGW前後からの自宅鑑賞分が溜まりに溜まっています。GW直前、4/24(土)深夜(4/25(日)未明)に観た本作から順に行きましょう。
(ちなみにその時点ではGYAO無料配信でしたが、今はレンタルすら出来なくなっています…😖 ま、でもGYAOの事ですからいつかまた復活するでしょう😅)
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(all cinemaより抜粋)
月刊誌「ペントハウス・ジャパン」に連載された村上龍の原作を、今や日本映画界の救世主的存在である #三池崇史 が監督したサイコ・スリラー。

ビデオ制作会社を経営している青山は7年前に妻を亡くし、一人息子の重彦と寂しい日々を過ごしていた。そんなある日、青山の身の上を案じた友人の吉川は青山にとんでもない提案をする。それは映画制作と称したオーディションを開催し、その中から再婚相手を探せというものだった。そして4000通もの応募の中から選んだ女性、麻美に加速度的に魅了されていく青山。しかし彼女の愛は余りにも真っ直ぐで完全なものだった……。
(引用終わり)
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いやぁ〜これ前々から観たかったんですよね〜。
職業監督として監督本数としては多いものの、玉石混淆、秀作も駄作も怪作も連発する三池崇史の、海外でも伝説レベルのサイコ(グロあり😅)スリラー。
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まぁ最初からファンタジーと割り切ってるんで、いくら友人のためとはいえ、亡くなった奥さんの後釜を探すため映画のオーディションをでっち上げる #國村隼 はあまりに現実離れ😂
でもまんまとその策に乗ってお目当ての女性を見つけてしまう #石橋凌 演じる青山が、そんなにギラギラしておらず、一人息子と良好な関係を築いている分、むしろ応援してしまいたくなってしまうのは、男のひいき目と謗られても仕方ありません😅
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そしてその女性。この作品で初めて知りましたが #椎名英姫 (現在は #しいなえいひ に改名しているとの事)。
いわゆる超ド美人という訳ではないですが、ほっそりした体躯に長い黒髪。そして和風の顔立ちは悪くないです。オーディションに応募してきた他の女性たちほとんどが猛アピールしてくるのに反し、自信なさげに慎ましやかな態度で訥々と喋る有様には、私だって『おっ。ちょっと違うぞ』と思ってしまうのは間違いありません😅
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そこからの青山は彼女にすっかり夢中。息子にもお墨付きを貰って程なくねんごろになってしまうのも無理からぬ事…。

しかし❗

よく言う『きれいなバラにはトゲがある』の言葉を地で行くような、徐々に明らかになる女性の異様なまでの振る舞いと、驚愕の真相…。
そこに絡んでくる #石橋蓮司 。すっかり頭のネジが外れた爺い役が板について😂(…て、もう20年以上前ですね、これ🤣)。
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あの薄ら汚れたアパートの一室に、ガックリとうなだれて座り込むさまは、すわ『貞子か!?』って感じですし、あの蠢く大きなズタ袋…❗
ヤバいヤバいヤバいヤバい…😫❗
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そしてついに、当の青山が標的になると…😣!

『キリキリキリ……恐いでしょう?』
『キリキリキリ……痛いでしょう?』

まさにこのキャッチコピー通り❗
もうね、終盤のあの展開…。針もダメだがあの金属製のワイヤー…😓 見てるだけで顔が歪むくらい痛そうで…😫 いや、痛いなんてもんじゃないでしょう。絶叫・失禁・失神ものですよ…。
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海外の映画賞上映会場では、途中退場者は出るわ、三池崇史に『悪魔!!』と詰め寄る者が現れるわ、ショックでホントに失神しちゃう人が出るわ、入院する人まで出るわ…とまさに伝説。
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エゲツなさ度では「ホステル」とかの方が数段上だと思いましたが、こいつは微妙にリアリティがある分、ヒタヒタと忍び寄る不気味さと怨念めいたものがダイレクトに刺さってきます…😣❗
屠殺道具とかでなく、非力な女性だからこそのワイヤーギコギコ…ひぃぃいいいぃぃぃ😫😫😫‼️‼️‼️
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うーむ…。この日本ならではのねっとりしたサイコ感。伝説を目のあたりにする事が出来、この後のGWに弾みがついた(?)のは言うまでもないでしょう…😅
うん。一度は観とくべきだな、これ…。観て良かった…かな🤣?
ましゅー

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