マリサトメイ見たさに
ジョンレグイザモも出てるし
清濁合わせ呑む一匹狼の弁護士ミックハラーの事件簿
主演のマシューマコノヒーはあまり積極的に見たいタイプの俳優ではないし、そもそもあまり印象に残らない、顔が思い出せない系…どうも影がうすい
そういう意味では「サハラ」コンビのウィリアムHメイシーがロン毛で出てくる他、悪目立ちしないけれど個性的な脇役たちとのバランスがいい作品
日本でも弁護士は大きな事務所に所属してナレッジの共有、分業、迅速な事案遂行を図るのが主流な中、外部のブレーン、人脈との共生で問題解決する主人公はなかなか新鮮
なんだかんだいっても最後は義理人情
アメリカのリーガルサスペンスにありがちな司法取引とか日本人にわかりにくい要素はなくはないけれど、思わずうなってしまうプロットの見事さがそれを上回っている印象
エンディングのマリーナショウに至るまで、映像の邪魔をしないけどどうでもよくはないB級寄りの選曲がどストライク
肝心のマリサトメイ、すごくよかった
この人、母、娘、妻、恋人、友人、妹、姉、従姉妹、友人の妻、上司、同僚…どういう関係であれ自分のまわりにいてくれたらな、と思わせる魅力がある
普通の女優さんだとこのうちどれかしか当てはまらないのだけれど
ほどほどセクシー、チャーミング、性格よさそう、頭よさそう、でも少し抜けてそう、もしかしたら幸薄いかも、そしてなによりあの笑顔…最強