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ラスト、コーションのamokのレビュー・感想・評価

ラスト、コーション(2007年製作の映画)
3.3
意識高い系男子に巻き込まれた、世間知らずの若者たち。
彼らの悶々とした、苦悩と悲劇の映画。

意識高いのはいいけど、
自分の思想を絶対的として、
それを強引に周りに押し付ける奴は
困りものだ。

しかも、この意識高い系男子。
かなり保守的な考え方を持っていて、
敵国(この映画では日本)の犬
になり下がった大臣をみせしめに暗殺し、
国内の士気を高めようとしている。

そんな計画に賛同させられた若者たちは、
計画の甘さや実行力の欠如から、
何も成果の出せない悶々とした日々を浪費することになる。

特に、ハニートラップ要因のワン・チアチー(タン・ウェイ)は、とんだトバッチリだ。

色仕掛け作戦実行のため、
まず、仲間内で練習することになる。
おそらく両思いであろう意識高い系男子とワン。
しかし、ヘタレな意識高い系男子は、
唯一経験のある仲間にその役を任命し、
ワンの処女をプレゼントしてしまった。

そして、犬(トニー・レオン)に弄ばれるワン。
ハードでソフトなSMから、見たことない体位まで物凄い絡みが繰り広げられる。
タン・ウェイの脇毛もなんかエロい。
繋がった局部のアップも多く、大人の映像作品だ。
更にそこには、愛情・恐怖・疑い・殺意・焦りなどの感情が渦巻いている。

異様なエロワールドからの、
哀しいような虚しいようなラストへと続く映画です。