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ラスト、コーションのhepcatのレビュー・感想・評価

ラスト、コーション(2007年製作の映画)
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二時間半とかいう決して短くはない映画だけど、全ての時間にドキドキした
この映画見終わって、はぁ〜負けたなぁと思った
中国がこんなにも素晴らしい映画を作るなんて
21世紀のアジアを代表する映画だと思う

太平洋戦争時の抗日映画だから日本人としては少し見方に少し困るが、、、

エロいという一言で終わらせたくはない
まぁ18禁で確かにエロいんだけど、表現として正解なのは官能的である
ヒロインのタンウェイが艶っぽすぎる
まだ青くカップにつく紅
タバコの吸い方
走り方に仕草
この時代にそれをどこで身につけたんだろう

さすがはトニーレオン
この時代を演じたらハズレはなし

太平洋戦争時、上海、香港でも、親日派と反日派に分かれて水面下で政治活動が行われていた。
政権側のトニーレオンは、反日派から命を常に狙われており、かなり慎重な男であった。
中国が日本の統治下にあった為に、政権は親日派になっていたが、兄を日本兵に殺された大学の劇団員の友人は、抗日の演劇で反日活動をするのであった。

最初はうまくいっていたが、政治はもっと深いところで行われており、人を信じないトニーレオンには色恋で信用させ、暗殺する計画をたてるのであった。
巨大な組織に入り、タンウェイはより身も心もトニーレオンに預けることになった。

セックスを通じ互いの立場が変わっていくのも見ものである。

女は愛のために生きるのか。

チャイナドレスも素敵だった!
日本もこんな映画撮ってくれよ〜(T-T)

唯一嫌だったのが、中国の女性は腋毛を剃らないんだったね笑
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