上映当時、3M時代とか言われてたし、つぐみはマリ・クレールに連載してて、観に行くつもりがとうとう30年も経ってしまった。
みんな若いっ。
牧瀬里穂もいいんだけど、中嶋朋子の既にベテランの佇まいが…
死ぬことも生きていることにも恐れてトゲトゲの鎧を付けていたつぐみが、雨に濡れそぼった仔犬のようになって彼を見上げる瞬間が良い。恋する気持ちは人を弱虫にするけど、愛する気持ちは人を強くしていくのね。"…
>>続きを読む作品の世界に一生身を沈めていたいぐらい好き。原作の『TUGUMI』ももれなく好き、なんなら世界一好きな小説やけど、あの空気感を大切にしたような感じでとても良かった。
全盛期?の牧瀬里穂さんが超可愛…
牧瀬里穂が大根でない作品を見た記憶はないのですが、それでも粗雑な物言いと、鋭く人を睨む表情は、上手くつぐみに成っていたと思います。原作に抱いていた垢抜けた印象は無く、文芸作品の趣きでした(原作の表題…
>>続きを読む 初の市川準
めちゃくちゃハマりました。
伊豆の実家に住むつぐみの元へ、東京に住む姉妹のまりあが帰省してくる。
幼少期から体が弱かったつぐみは親や社会を憎む性格に。
やがてある男に恋心を抱くが…。…
このレビューはネタバレを含みます
・銀座の空中を彷徨うカメラ
・生き別れになった妹を探す
ドラマが最終回を迎えた夜
天国みたいな海を見た3人
・バイトの帰り道
川の中の白い花
貸したままのレコード
・Yonchome Caf…
自分史上で邦画でBest3に入る。
なんといってもこの映画は始まり方が秀逸。
中嶋朋子のナレーションで海と潮の香りへと想いが語られ、銀座から清水まで海の上をカメラが飛んでいき、そして港近くのつぐみの…
1990年代の時代背景と、若かりし頃の牧瀬里穂さんと中嶋朋子さんが新鮮に感じる。
つぐみの憎らしいけど、いい奴キャラがよかった。
ストーリーも、つぐみとマリアとのエピソードで、どんどん惹き込まれ…
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