「羊たちの沈黙」の前に書いたＴ・ハリスの“レクター３部作”の第１作を再映画化。同じ原作は1986年にも「レッド・ドラゴン／レクター博士の沈黙」として映画化されたが、前出2作の映画化でレクター博士に扮したホプキンス主演で異例の再映画化。
FBI捜査官グレアムはレクターを逮捕した後、引退していたが、一家全員を惨殺し、眼球に鏡の破片を突き刺す猟奇殺人事件が発生、元上司に捜査への協力を求められて、獄中のレクターに会いに行く。
厨二病どころか大二病のおぢちゃんが自分とシンパシーを感じた女性に一目惚れ。彼女にのみ慈悲を与える姿は、攻撃力とすきの無さを除けば、実はレクター博士とあまり変わらないんじゃないかと思ってしまった。このシリーズ、サイコサスペンスの皮を被ったラブストーリーでは。アンソニー・ホプキンスのスクリーン登場時間段々と少なくなってない？てか崇拝しすぎるとその対象を食べたくなっちゃうよね。わかるー。
