叡福寺清子

マローダーズ 襲撃者の叡福寺清子のレビュー・感想・評価

マローダーズ 襲撃者(2016年製作の映画)
2.5
雷鳴とともに降りしきる雨.その向こうに立つドクロマスクの銀行強盗.
OPのワンショットのかっこよさは異常だった.心が一番盛り上がった.
二つ目の盛り上がりは銀行強盗のシークエンス.プロのステキ仕事で何度も観たい.プロ強盗団に対するFBIやオハイオ警察の布陣もプロ集団で観ていて心地よい.合間に挿入される捜査官達のプライバシーもかなりいい感じ.
物語はテンポよく進みダレ知らず・・・
のはずなのになんかつまらん.なんだろ?物語は一応理解してるはずなんだけど,いざストーリーを説明しようとするととてもまどろっこしい.このまどろっこしさが作品をつまらなくしているとは思いたくないのだよ.
死んだはずのT.J.の指紋が検出されて,実は◯◯◯◯部隊のリーダーが◯◯◯◯◯◯◯◯で,銀行頭取のヒューバートの◯が◯◯された時◯◯◯◯◯◯で(あ,文字数は適当だからね)って説明がとても大変.
来週になったらちゃんと説明できない.とても残念である.
なお作中語られたラブクラフトの『潜み棲む恐怖』は邦題『ブレーダーズ クライチカ』で映画化されているぞ.視聴するのは困難だろうけど.