地の群れに投稿された感想・評価 - 2ページ目

『地の群れ』に投稿された感想・評価

「福田村事件」の描き方がなんとも辛気臭く、映画としての色気が全く感じられなかったところに、遥か昔に見た本作のただならぬ事を思い出した。

広島の原爆については知っていても長崎のそれには疎いものだ。

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朝鮮人、部落、被爆者の人々の葛藤を米軍基地のある佐世保を舞台に描く。
潰し合いとしか思えないと思うのは簡単でその意識は根深く我々に根付いている。

太平洋戦争80年。
8月は勝手に戦争と平和映画月間。

長崎の原爆被爆者の集落と
被差別部落の人々が互いに蔑み合う。それぞれに抱えた心の闇。

差別がむごい。
こりゃ心も病むわなぁ。

ちょっと状況…

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言葉を失う。熊井啓監督の映像の力は凄まじく、井上光晴原作に火炙りにされた。 長崎の市街から外れた浦上地区に原爆が投下されてから25年、過去から逃げ続けてきた主人公の医師を中心とした複数の家族の群像劇…

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戦中~戦後の長崎・佐賀。日米という対外関係を巨視的に概観するのではなく、むしろ社会の底辺に蠢く諸セクト同時の葛藤と対立を生々しく描いている。つまり、在日朝鮮人、アカ(共産主義者)、被差別部落、被爆者…

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うめ

うめの感想・評価

4.1

このレビューはネタバレを含みます

見終わって衝撃で頭がガンガンする作品である。
社会問題を多く取り上げることで言えば、
大島渚もいる。
彼の作品にはナイーブな青臭さがあり、
笑いもあり、少しかっこいい。
でも熊井啓は違う。
タイトル…

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原爆、部落、朝鮮人、共産党の山村工作、米軍基地と、ちょっとずつ描かれる問題が多すぎる。例えば、被爆者が出てきても、原爆の問題を突き詰めるわけではない。社会的に追い詰められ、逆ギレするのを描きたいだけ…

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パン

パンの感想・評価

4.5

当時の日本社会に鋭いメスを入れた社会派の作品。
ATG映画の割には結構真面目な作りにも思えた。
広島が舞台の原爆の作品は結構あるけど長崎が舞台の原爆映画はこれ以外だとあまり知らないな。

差別、差別…

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theocats

theocatsの感想・評価

4.2

ネタバレ
弱者が別の弱者を追い込み追い込まれる連鎖

※まずこの映画は生きたネズミを火にかけるなどもろ動物虐待場面有。平気でそんなことが出来る時代だったんだな・・・

長崎原爆後の被爆者を核とした反…

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MAAAAA

MAAAAAの感想・評価

3.8

在日朝鮮人への差別
部落差別
被爆者差別

差別.差別、差別の連鎖
かなりの衝撃的作品でした。

昭和16年、戦後の長崎
原爆が落とされたあとの長崎の話
被爆されて苦しむ人や家族に
追い討ちをかける…

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