レイが喋ってるときの空をあえて流し撮りしてるところとか、風景を流して撮るのが多く使われてて、それは自閉症の、というか、レイの毎度毎度何回も同じ発言を繰り返すことであったり、毎回決まった曜日・時刻ごとに決まった物を口にするっていう「レイ」そのものを投影させているんだよね。そうやってどこまでも切りがなくて、果てしなく続いて、終わりが見えないんだっていうことを表しているんだと思った。どこまでも終わらないんだよね。
でもそうやって同じことの繰り返しをして今まで生きてきたレイで、それをレイの為だと良かれと思ってひたすら同じことの繰り返しをしてきた'うん十年'の病院生活よりも、たった6日間という短い時間ではあったけれど、チャーリーと過ごした6日間の方が濃厚だったんじゃないかなと思う。
もちろん、チャーリーの最初の態度だったり、企てや企み、目論見を鑑みると、なんて自己中で酷いやつなんだとか思うけど、チャーリーの行動がなければ気づけなかったこととかは色々あったんじゃないかな。
またお気に入りの作品がひとつ増えた、
[追記]トム・クルーズは若い時も抜群にカッコいい
