八つ墓村の作品情報・感想・評価・動画配信

「八つ墓村」に投稿された感想・評価

横溝正史原作の金田一シリーズ。

一番有名な石坂浩二バージョンではなく、新鮮な渥美清バージョン。

とにかく小川真由美の怪演が恐ろしい本作。

ラストの有名な洞窟のシーンは観る価値有り。
Shun

Shunの感想・評価

4.0
地元では有名なある事件をモチーフにした作品です
やっぱり、例の事件のシーンが1番衝撃的でした


寺田辰也は新聞の尋ね人で大阪の法律事務所を訪れ、祖父だという丑松と出会う
しかし、丑松は突然その場で死んでしまい、父親の親戚の未亡人である森美也子と生まれ故郷の八つ墓村に向かうことになる


・津山三十人殺し
この映画で衝撃的なシーンといえば、山崎努がハチマキ巻いて猛ダッシュで村人を惨殺して行くシーンかなと思います
このシーンは、地元では有名な1938年に実際に起きた「津山三十人殺し」と言われる事件を元に作られています

実際には犯人が自害してたり、若干の人数は違うんですけど、武器や風貌はある程度再現されているようです

映画でもかなり衝撃的なシーンで、かなり記憶に残るシーンになります
実際にこんなことが起きたのかと思うと身の毛もよだちます

その事件に脚色して祟りやサスペンスの要素を追加したのが「八つ墓村」で、これまた面白い
金田一耕助シリーズを観るのは初めてですが、サスペンスとしてもホラーとしてもなかなか楽しめてよかったです

もはや異世界のように見える鍾乳洞の舞台が新鮮でした
八つ墓村の謎、犯人の謎、父親の謎、竜の顎(アギト)の謎などなどいろいろな謎があるのも面白いです


・好きなところ
個人的にこの映画の好きなシーンはオープニングになります
疲れきった落ち武者たちが村を見て、タイトルとテーマ曲が流れ出します
シンプルなオープニングだけど鳥肌
かっこいいです
そして、このオープニングは最後らへんにあるシーンに繋がるという、なんという粋な計らい、、

そして、最後のある鬼ごっこも見ものです
殺害シーンが結構惨たらしいのに加えて、地味にモンスター的な要素もあり、画的に飽きないのもいいとこかなと思います

キャスティングもめちゃくちゃ豪華で、脇を山崎努、田中邦衛で固めてる強さに加えて、渥美清の金田一耕助の安心感と清さ

寅さんの印象が強い渥美清ですが、聡明で知的な金田一耕助をしっかりと演じ分けています
とはいえ、いつ怒鳴るのかとひやひやしながら見ていました笑

主人公辰也役の萩原健一も昭和の男らしくてかっこよく、観てて楽しかったです!



雰囲気が独特で個人的には結構楽しめました
いろいろ凝ってるシーンも多くて結構よかったです!
shamcafe

shamcafeの感想・評価

3.2
原作小説は面白いが、なぜ石坂浩二が出演しないのか?
vanitas

vanitasの感想・評価

-
岡山の津山で実際に起きた事件を取り入れてるって聞いて見たけど「こんな事件がありましてね〜」ぐらいだった
絶対こんな時代の田舎に生まれたくない
1970年頃の映画の血糊がちょっと蛍光色っぽいのなんでだろうね
drynoppo

drynoppoの感想・評価

3.0
横溝正史シリーズ
「たたりじゃー」で有名。
誰が犯人か?というより、そのおどろおどろした雰囲気を堪能する映画。
ながの

ながのの感想・評価

3.5
ホラーというかオカルト映画って感じ。
市川崑の金田一シリーズとはだいぶ雰囲気が違う。

市川崑シリーズなら犯人発覚の後、動機やらを話して悲しい最期……みたいなことになるのがお馴染みなんだろうけど、そこからまさかホラーが始まるとは思ってもなかったわ。

32人殺しもラストの展開もかなりビジュアル面で強烈だった。 

ストーリーも96年版とはかなり違ったなぁと。

正直金田一はいてもいなくてもどっちでもよかった。
というか、渥美清成分が強すぎて、金田一に見えなかった。

エッチなシーンあり。
しかし、唐突すぎてなんでそうなる? 感が。
きき

ききの感想・評価

3.0
渥美清が金田一耕助に扮した、松竹の八つ墓村!
母のお薦めということで鑑賞。

母に連れられ幼い頃に田舎を出ていた主人公、辰弥は、新聞の尋ね人の欄に書かれている内容が自身のことかもしれないと法律事務所を尋ねる。そこには会ったことのない祖父だと言う男性がいたが、彼はその場で苦しみ出し、亡くなってしまう。
その後、親戚である未亡人に連れられ訪れた田舎、八つ墓村で、腹違いの兄が病で床に伏せ、自身が跡継ぎであることを知らされる。
しかし、そこは曰く付きの場所であり、次々と不可解な事件が起こる。

というお話。

金田一耕助シリーズ、と言えば、テレビシリーズの古谷一行と、映画では石坂浩二が有名な気がするのだけど、本作の金田一耕助はなんと!寅さん!
渥美清が金田一耕助を演じてたなんて知らなかったー!

わたしは金田一と言えば、はじめちゃん(堂本剛ver.)な世代なので、あまりじっちゃんのお話を知らない、というか観たことないので、どれが正解かわからないのだけど、本作は金田一耕助の存在感がめちゃくちゃ薄いです。

というか、渥美清が演じてるので、少ない登場シーンでも印象的ではあるのだけど、金田一耕助の映画、という印象はゼロ。
あくまでショーケンこと、萩原健一が主演であり、彼がメインの作品。

そして、思った以上にホラーテイストな映画。
金田一=推理もの、な勝手なイメージを持っていたんだけど、これはあまり推理をしてるシーンもないし、おどろおどろしい雰囲気が全面的に溢れ出てる。
思った映画とは違うのだけど、それはわざとなのかな?
石坂浩二ver.との差異を表したかったのかな、松竹の色、みたいなものを。

オリジナルやその他の作品を観ていないので、他と比較することは出来ないけど、おどろおどろしい雰囲気が良く出ていて興味深かったなぁ。
邦画の古い作品はほとんど観たことないので、なかなか面白かった☺︎︎

記録 : 2020年107本目。
松竹がこのオカルトにチャレンジしたけど残念な感じに。
ショーケンを売り出したくて、金田一耕助が脇役。もったいないねぇ、渥美清の金田一をもっと前面に出せばよかったと。野村芳太郎でも、この作品は難しかったか。
TATSUYA

TATSUYAの感想・評価

3.1
落武者殺し、村人惨殺とえげつない。刀と猟銃を持ち、桜吹雪の中を走るシーンは強烈。
多治見家の末裔である辰弥目線で進む物語で、旧家に帰った主人公が自分の出自を知るという典型的なホラー形式ですね。松竹がチカラを入れた大作で、豪快なロケ映像も美しいです。

終盤の鍾乳洞内での怨念イメージが長々とし過ぎて、まとまりに欠けるなぁという印象を受けました。現代にも、山奥の村には祟りや呪いが現存しているのではないか、ということみたいですね。こりゃ、金田一耕助でも解決できないよ。
>|