火の玉ジョニー

ゴジラ対ヘドラの火の玉ジョニーのレビュー・感想・評価

ゴジラ対ヘドラ(1971年製作の映画)
2.8
衝撃の問題作
オープニングとエンディングがいい作品は良作(ポテトさん談)の流れでいえばこれは良作になりそこねてしまった作品

いきなりタイトルからのオープニングクレジットとともに流れる歌のインパクト(笑)
ゴジラシリーズ史上もっとも印象的

この女性が今回のヒロインなのね

しかしオープニングの衝撃を活かせずに物語が進行します
エンディングを迎える頃にはけっこう寝ちゃうからね…いや、あくまでジョニー基準

人間が作り出した怪獣ヘドラ
公害は当時の社会問題だからそれを扱った意欲作なんだけど…

ゴジラ登場時のまったく気合い不足のBGMといいあっという間に骨だけ残して死んでしまう多くの一般人の描写といいシュール過ぎる

当時もう怪獣映画は卒業していたのでこの作品は初見
いま見たらなんか笑えるけど当時リアルタイムで見てたらどうなんだろうか

かなりひねた子どもだったのでこれは受けつけなかったと思う

この時代、怪獣など脅威ではなかった
公害は社会問題だったけど仕方ないものとしてなんかあきらめられてた
思い出したよ
電車で川を渡るたびに異様な匂いがしたこと

当時はそれが当たり前だったけどいまどこもかしこも清潔になったなあ

目に見えないコロナウイルスは脅威だけどね
「ゴジラ対細菌怪獣コロナウルス」なんて出来たりするのが怖いわ