ヘドロ スモッグ、サイケデリック。
ザ公害問題。
ゴジラは、、
怪獣アクションを愛してやまない派と
ゴジラに翻弄されても立ち向かう崇高な人間たちの賛歌派で
支持、不支持が分かれる気がしますが(主観;)
今作はそのどちらでもない。
でもどちらでもないがゆえへ公害映画としてのテーマもはっきりしている、シリーズでもカルト的立ち位置で語り草になっていますね。
1970年代風味満載のゴジラ。というより、
ゴジラを使って1970年代を活写している感があります。
実験映像的なものが多く、異端扱いされていますが、ゴジラと社会問題は切り離せないので、むしろ王道ではないかなとも思いました。
ただ、全体的には「社会問題なんかしらんけど。」
みたいなわりと深刻ぶらない呑気な雰囲気でいいんですよ。
へドラも結構かわいくて、こんなこというとアレですけど、癒されましたね。