渋谷でやってるヘドラ展へ行こうと思ったのだが、その場のなりいきで代々木公園~将棋会館~イチョウ並木に行ってしまったw
今年はヘドラ誕生50周年ということで、ゴジラフェスでも新作「ゴジラ対ヘドラ」が誕生。
5分少々の作品だが、復活したことに意義があるだろう。
そうゆうわけでもう一度見直して見た。
最近シルバー仮面も見直してるのだが、柴俊夫さんが出てるのはすごくシルバー仮面味がある。今作はなんと言ってもヘドラを発明したところがすごいな。生態系もしっかりしてるし、おたまじゃくしの頃のリアルさはすげえ。
ヒッピームーブメントも組み込まれサイケでおしゃれな演出。
ゴジラが飛ぶところがまあ一番の問題だが、飛ぶのに反対派がいない間に撮ってしまったという某監督。まあ今となってはネタとしていいのかもしれない。
ラストは、人間の兵器とゴジラのあわせ技で倒すところがいい。しかも一度死んで目玉も取り出して終わった終わった。。。からの!!!みたいな。
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2021/04/12 21:06
3.8
ゴジラ対キングコングに向けて久しぶりに視聴。
ゴジラ映画を制覇してから見直すと、実はこの映画すごい面白いことに気がつく。
ゴジラの見方は、昭和の前期、後期。平成。ミレニアム。モンスターバースと大まかに言って5個の区分けとして見る必要がある。そうした意味で昭和後期では最高傑作ではなかろうか。
まず公害問題がヘドラを生むという時代への警鐘を鳴らす作品であるし、そのヘドラの形態も今見ると、シン・ゴジラ的である。
そしてそのヘドラを電流で対処しようとするのもヤシマ作戦的である。
もうこれだけで先見の明があったんじゃないか?!
ヘドラのエグさもやばい。ヘドラが通過した場所では子供であろうが女子だあろうが白骨化。もう存在そのものが化学兵器と化している。
そしてゴーゴーバーでのサイケ演出も素晴らしい。あの歌も超インパクト十分。それをボディーペイント風の女子が歌うというね。これ最高だろ。
まあ、唯一ゴジラが飛ぶ必要があったのかということだが最初見た時はマジでがっかりしたが今となっては「ゼンカイジャー」でゴジラ飛行シーンのオマージュがあったりしてネタとして見れるようになったよ。
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2013/09/07 00:32
3.0
怒髪天のボーカル益子さんがかなりのヘドラマニア。
ということで、なんとしても見なくてはと思ったのだが
昔の東宝作品は意外とレンタル屋になく、探しまくってようやく視聴。
これかなりの異色作かもしれん。
人が汚染物質で白骨化したり、ヘドラが飛行したあとには
光化学スモッグで人がばたばた倒れて行ったり
子供が見たらトラウマになるようなシーンが随所にあって
本来のパニック映画に原点回帰している。
ディスコシーンのサイケ感は最高です!
ドラマの途中に入れられているアニメやポエムがアート感覚をかもしだしていて
富士の裾野での10万人レイブでは、彼がフジロックフェスの発案者か?と
思わせる先進的設定も。。。
映画としては突っ込みどころも多い映画だが
ヘドラの存在自体が素晴らしい作品でしたw