ゴリラリラ

ゴジラ対ヘドラのゴリラリラのレビュー・感想・評価

ゴジラ対ヘドラ(1971年製作の映画)
3.8
当時の田子の浦港
縁があってしょっちゅう行く機会があったのだけれど、本当に臭いなんてもんじゃなかった。
草津の温泉の香りに、生ゴミをブレンドしたような…
そこに生まれたヘドラ。
史上最強の化け物だった。
気持ち悪くて怖かった。

そこに現れたゴジラ。
救世主であり国民からも慕われていた、自分にとってのリアルタイムでのイメージはいい者でしかなかった。

サイケデリックなBGM。
富士の裾野で開かれた100(万)人のゴーゴーパーティー。
一瞬で白骨化する遺体。

でもコレ、夏休みなんかに観る映画。
今でいうポケモンとかドラえもんなんかと一緒にやってたような子供向けだった。

影響を受けた人はかなりいるんじゃないかな。音楽をはじめ、もう全てが染み付いてしまっている。

「アンチヘドラ酸素マスク発売中」
途中、皆んながそんなマスクをしている宣伝が映し出される。

そして今…
う〜ん
忘れようにも忘れられない作品です。