タケオ

銀河ヒッチハイク・ガイドのタケオのレビュー・感想・評価

銀河ヒッチハイク・ガイド(2005年製作の映画)
3.8
〜生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え〜

人間は常に悩む生物だ。

なぜ自分は生きているのだろう。
なぜ宇宙は存在しているのだろう。
なぜ人々は争うのだろう。
なぜアシュトン•カッチャーはデミ•ムーアと結婚したのだろう。

そんな全ての疑問には答えがある。
そして、その答えを教えてくれるのが本作「銀河ヒッチハイク•ガイド」である。

つまり本作は、バカコメディ映画である一方で優れた(?)哲学なのである。

〜内容〜
宇宙バイパス建設のため、ある日突然地球は破壊されてしまう。友人の1人が実は宇宙人であったため救出され 最後の地球人となったアーサーは、銀河系最大のベストセラー「銀河ヒッチハイク•ガイド」を頼りに宇宙を彷徨うが、その果てにとんでもない事実へとたどり着くのだった‼︎

開始15分で突然地球が木っ端微塵‼︎
50年前からケンタウロス座アルファ星にそのことは公示してあったし許可証もあると宇宙人が述べるというブラックすぎる展開から物語がスタート‼︎

無能すぎる宇宙のアホ大統領、究極の頭脳と人間の人格を埋め込んだ結果 鬱病を患ったロボット、書類に支配された宇宙人などなどありとあらゆるブラックジョークをふんだんに詰め込み、終いには神や地球 宇宙すらバカにしたとんでもストーリー‼︎

あまりにもくだらない万物の正体と答え。

深く考えるからダメなんだよと言わんばかりのスタンスが実に心地よい‼︎

未来に希望が持てない、もうダメだ。
そんな風に思っているそこの貴方‼︎
取り敢えず本作を鑑賞することをオススメ致します‼︎

鑑賞後、全てがどうでも良くなる作品だ‼︎
タケオ

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