2009年 アメリカ 監督:トニー・スコット
2022.09.29視聴-440 評価3.8
●デイゼル・ワシントン(ガーバー)
●ジョン・トラボルタ(ライダー)
chillさんのトニー・スコット+デンゼル・ワシントンにハズレなしというレビューで4作品、全部観たくなった。
それで、まずはこの作品から。
この作品は過去に観ていて、ストーリーも大体覚えていたが、レビューを参考に改めて観ると、確かに弛みなく面白い。
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ニューヨーク、午後2時。地下鉄運行指令室で勤務中のガーバーは、緊急停車したペラム駅1時23分発の列車に応答を求めた。その列車は、19名が乗車した1両目だけを切り離して停車している状態だった。
無線で応答してきたライダーと名乗る男から、身代金を要求される。
1時間以内に要求した金額を持ってこないと、1分超過毎に一人の人質を殺すというものだった。
ここから、ライダーとガーバーのやり取りが続き、次第に二人の素性、関係する人達の人となりがわかってくる。
密室のやりとりから、ラストは外に飛び出ででて行くことになるが、これもスムーズでストーリーの展開にうまさを感じる。密室だけで終わっていたら、ちょっと窮屈感が残るところだった。
犯人ライダー役のトラボルタが弾けている。好き放題にやる犯人役に酔ってさえいそうな演技。何をしでかすか先が読めない。人質二人はすでに殺している。彼の演技でどのシーンもピリッと引き締まったものになっていて、全編に緊張感が走る。功績大というところか。
デンゼル・ワシントンはやっぱりいい。いい顔するんだ。
まず、1本目、ハズレなしは間違いなかった。