ハリウッドの反天才、芸術の突然変異。
良かった点。
・エド・ウッドの世界を堪能する
・本作を作ったエピソードが面白い
悪かった点。
・つまらない
・ストーリーが破綻
・何がしたのか分からない
・ベラ・ルゴシが製作開始後2週間で死去
エド・ウッド監督の代表作。
『ゴールデン・ターキー・アワード』という本で「史上最低の映画」として紹介される。
ただ、個人的には『死霊の盆踊り』が逆名作。
この作品を観ずして、エド・ウッドを語るべからず。
それでも本作はクソ映画なのは揺るぎない。
とにかく、つまらない。
すべての要素に面白さがない。
普通に鑑賞したら楽しむ箇所がない。
ストーリーは最初から成立させる気がない。
予算の少なさをごまかさない。
幼稚なアイデアの演出など。
1本の映画としてクソみたいな内容。
だが、これこそエド・ウッドの持ち味である。
エド・ウッドというブランド。
これによって許されます。
映画好きは避けて通れない伝説の映画監督。
一度は彼の作品を観るべき。
その先にある新たな世界がひらける。