「一人の人間を救う者は、全世界を救う」
シンドラーの言葉。
歴史は腰を据えて観ておく必要がある。
オスカー・シンドラーは、幼い頃カトリックだったが、神事深くなく、ユダヤ人の子供達とよく遊んでいたそうだ。
彼は人間の扱い方に意を唱え、出来るだけ多くのユダヤ人を救済したいという願望で生きた人。
それはもって生まれたものなのか?
何故、全財産を投げ売ってまでこの目的のために命を賭けようとしたのか?
この映画の190分余りがそれを捉えている。
酷い描写は覚悟の上、腰を据え、落ち着いて観ることをお勧めする。
シンドラーという人が見えてくる。
ラストがこの人の全て。