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シンドラーのリストのkamのレビュー・感想・評価

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)
4.0
白黒だからこそ真に迫った映像になっていると思った戦争映画。

オスカーシンドラーの英雄譚ではなく、最後の工場から去るシーンで、ユダヤ人迫害がいかに多くの人が犠牲になり、酷いものであったか伝える映画にしている。

ロシア兵が工場からの解放を宣言しにやってくるシーンで、ユダヤ人達のどこに行けばいいのだという感覚は日本人には本当には理解できない。流浪の民であり、イスラエルという国家を確立できていない状況では本当に行く場所などない。
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