さぁ、やっと心の準備をして鑑賞！ベルリンのユダヤ博物館にも行ったし、アンネの日記も読んだし家にも実際行ったし、ドイツ在住時代は色々ホロコーストについて触れたり考えたりもして、その度に心が折れそうになるテーマではあります！
最初は金儲けのつもりだったドイツ人のシンドラーが良心の呵責に苛まれ、迫害を受けていたユダヤ人たちを救うため危険を顧みずに1200人ものユダヤ人を自分の工場に雇い入れるっていうなんとも美しい話なんですね。
ホロコーストを題材にした作品はいくつかあると思いますが、現実だけを忠実に描くんじゃなくてスピルバーグなりの戦争観やユダヤ人としての彼の使命感みたいなものも感じ取れる。
因みにスピルバーグは昼間シンドラーのリストを撮りながら、夜はジュラシックパークの編集をしていたそうですよ、何というメンタル笑 でも気晴らしに良かったのかもね笑
ナチスの酷い虐待シーンは正直辛い(実際のアーモン将校は映画以上にもっと鬼畜だったらしい)でも全体的には希望の光が見える、白黒のとても綺麗な映画だったと思う。
彼を美化しているっていう批判もあるけど、実際エルサレムに祀られて英雄化しているわけだしなぁ。当時シンドラーがもし1000人いたら状況は世界は変わっていたのかなとか思う。
