あの「E.T.」や「インディ・ジョーンズ」などファンタジー溢れる作品を世に出したスティーブン・スピルバーグが制作した作品とは思えないほど衝撃的だった。
そして初めてスコアがつけられない作品となった。点数をつけてよいレベルではない作品だと私は思ったから。
映画と分かっていても「もうやめて」と何度も言ってしまう…残酷で凄惨で目を覆いたくなるシーンがたくさんあった。
ユダヤ人迫害をテーマにした作品をいくつか見てきたが、この作品が一番リアルに感じた。
シンドラーはお金とその人脈とトークスキルで多くのユダヤ人助けた。
大っぴらに人々を助ける！と豪語するのではなく、確実に冷静に助ける方法を実行する彼の行動力とその努力に敬意を表する。
人間という生き物は残酷で、時が経つとその悲劇は遠く忘れられ、また過ちを繰り返す。
どうか一人でも多くの人がこの作品を見て、同じ悲劇が繰り返されないよう願う。
