雨と月

7つの贈り物の雨と月のネタバレレビュー・内容・結末

7つの贈り物(2008年製作の映画)
2.1

このレビューはネタバレを含みます

ウィル・スミス演じる主人公が、携帯操作しながら運転していたところ大事故を起こし、
一緒に乗っていた妻と、見知らぬ6人を死なせてしまう。
生き残った主人公は死なせてしまった7人にかけて、7つの贈り物をすることに決める…

というストーリーなのだが、死なせてしまった7人と、贈り物を送る7人には関係性が全くない。
死なせてしまったのを悔いているのならば、死なせた7人の親族に贈り物をしたほうがいいのでは??
贈り物を送る7人は彼が勝手にセレクトした人たちだ。
私はその行為に傲慢さを感じた。
見知らぬ7人を死なせてしまったのならばせめて見知らぬ7人にすればよかったのでは?

彼の贈り物は自己満足にしかみえない。
自分が苦しみから解放されたいがために、臓器移植をしたり、家をあげてみたり、最後には死んでみたり。
達成感でいっぱいだろう。全て自分の思う通りになったのだから。でも残った周りの人たちはどうする。。特に弟…勝手に自分の証明書使われたりして。可哀想すぎる。
自殺に使われたモーテルの管理人さんだってそうだ。
後のことは何も考えなかったのうだろうか…

全く感動できない映画だった。残念。
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