ジャッキーケン

カーズのジャッキーケンのレビュー・感想・評価

カーズ(2006年製作の映画)
4.5
ピクサー史上最も熱くロッキーな映画がカーズということで余りのアツさに先走って3から見てしまったがやっと1作目を鑑賞!

本当の勝ちとは、、、
まさしく「ロッキー1」をリスペクトした価値のある勝敗の垣根を超えた熱い友情、努力、勝利、ジャンプの3代要素を詰め込んだ傑作

ルーキーながらピストンカップ優勝も目の前のマックイーンがルート66の寂れた田舎町に辿り着く、街を荒らしてしまったマックイーンが塗装で懺悔するや、初めて手にする仲間と新たな価値観、都会っ子のマックイーンの精神的成長とラジエーターシティの再生が重なって胸が熱くなる

さらに3では回想シーンのみで泣かせてくるドックハドソンがバリバリに登場してはチャンスを与えられなかってドックの未練をマックイーンが背負いピストンカップを躍動する!

カーズはカンフー映画、修行して強くなる王道のスポ根要素が伏線としてクライマックスを盛り上げる!

ピストンカップの決勝でキング、永遠の2番、ルーキーが入り乱れながら優勝カップ目指して走る、その先にある真の勝利。記録よりも記憶に残るthe リスペクトな結末には涙を流す!

さらにラジエーターシティの回想とかつての活気に沸いた街をマックイーンが変えていくあの頃を取り戻していく田舎町のワンスアゲインがさらに熱い!熱い!

個人的に熱かったシーン
ドックがセコンドでの登場を果たすクライマックス!
高速タイヤ交換で一泡蒸すシーン!
マックイーンのメーター仕込みのバック走行!
キングリスペクトの「あれは押してるんじゃない、つついてるだけですよ」のアレ!
ドックハドソンのシーンは全部5億点

ワイスピ5ばりのレースで締めるラストシーンも最高だった