キミシマムザ裕君

カーズのキミシマムザ裕君のレビュー・感想・評価

カーズ(2006年製作の映画)
3.6
ピストンカップを争う最終レースでライトニングマックイーンが新人初の優勝を狙っていたが、三台同着となり決着は一週間後と改められるが…

2006年制作のピクサーアニメーション映画。
監督は『トイストーリー』シリーズのジョンラセター。
先日Filmarksのフォロワーの方々とお会いした際(またかよとか言わない)
この作品を見たことがないと言ったところ、とりあえず見ておけと言われたので鑑賞。

さっすがピクサー印。安定安全の品質保証だ。
人間が一人も出てこない車だけの世界観というのはよくよく考えてみるとかなり混沌としてるはずなのだがそこは優しいタッチの3Dアニメ技術によって何の違和感もなく入り込めることが出来た。これが実写だったら…やめておこう。
レーシングカーのマックイーンが速さだけを求めて独りよがりになってしまっている処に
”大切なのは速さだけじゃないよ”
”みんな一人では生きていけないんだよ”
”タイセツなのはトモダチ”
というこれまたピクサーらしい温かみのあるメッセージ性も含んでいて素敵だった。
そもそも車に全く興味のない自分がそこそこ楽しめるようになっている時点でこの作品が老若男女問わずに楽しめるものだという証明なのではないだろうか?
きっと車好きの方はもっともっと感動できるのだろう。

英語字幕版で観たのだがエンドロールを見て驚いた。
主人公のマックイーンの声が『ナイトミュージアム』などのオーウェンウィルソンだし、脇役もポールニューマンやマイケルキートン、そしてアーノルドシュワルツェネガーなどめちゃくちゃ豪華じゃないか!映画だとこれは観れない!!
あとシューマッハも出ていた。

とにかく誰が観てもそこそこ楽しめる。ハマる人は感動できるレベルのクオリティにはなっていると思う。
ただ自分が気になったのは虫まで車にしちゃう気持ち悪いこだわりがあるこの混沌とした世界観の中、トラクターだけ何故か差別的にアホな車として登場させているのが可哀想だと思った。全世界の農作業に従事している方々がこのトラクター描写を見てどう思ったことか!(知らんがな)
あとコイツら子作りどうやってするんだろう…どことどこを連結さs(ry

~オマケ~

本編ももちろん楽しめたがエンドロール中に流れる
『トイ・カー・ストーリー』
『モンスターズ・トラック・インク』
『バグズ(ワーゲン)・ライフ』
のピクサーによるセルフパロディが一番面白かった(笑)

ピクサー映画好き、車好き、そしてスピードだけを重視して大切なものを見失っている現代社会の大人の方々にオススメの作品。