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ピープルvsジョージ・ルーカスのおーつのレビュー・感想・評価

4.5
「フォースの覚醒」まであと一週間、超入門レビュー
このアプリをやっていてスターウォーズを観たことがない、または興味がない人。まずはこの90分のドキュメンタリーを観てはいかがでしょうか?
『そもそもスターウォーズとは?』という入門的な問いから始まるので、非常に見やすい作りになってます。

まず本編とされてるのは6作あり、
70年後半から80年に公開されたエピソード4.5.6を「旧三部作」
90年後半から00年代にかけえ公開された前日談となるエピソード1.2.3を「新三部作」といいます。

「新三部作」は過去シリーズの面白さを引き立てているが、「旧三部作を汚している」とも捉えることができました。そこで次に本作で取り上げるのが、今でも根強く続く

「旧三部作派」vs「新三部作派」
この対立はスターウォーズ知らなくてもなかなか面白いと思いますよ。

そしてここ以外にも対立が存在するんです。
それは旧三部作には劇場公開された時の「オリジナル」。CG加工されて内容の一部が差し替えられた「特別編」。これはDVD化、Blu-ray化される際にも更に編集されたりしました。
ここで論じられるのは
「オリジナル」vs「特別編」

さらに転じてスターウォーズは
「ファンのものか」
vs
「ルーカスのものか」

そう、スターウォーズは映画を超えた文化なんです。
この映画の言葉を抜粋するなら、
現代に甦ったダヴィンチがモナリザの口を修正したいって言ったらみなさん許しますか?
つまりスターウォーズからさらに文化的な価値観が適用されるので

「製作者のものか?」
vs
「我々のものか?」
という文化的作品に対する壮大な問いにもつながってくるのです。

つまり「スターウォーズとはなにか?」から入っていき、「スターウォーズは『なぜ偉大なのか?』」というところまで説明してくれるのです。
もちろんスターウォーズファンは必見ですよ、自分なんかぜんぜん弱者なんだと痛感しました。

もはや娯楽を超えた文化なので、
あなたがエピソード4から観たなら、べつに旧三部作至上主義でも良いんですよ。
あなたがエピソード1から観ても、それがスターウォーズである事は変わりません。だから新三部作擁護派でも全然良いんです。

もう1週間をきり、過去作を観ずにエピソード7を観るのも良いと思います。
エピソード7、8、9があなたのスターウォーズとなって、まわりからは「ニューエイジ」と呼ばれて楽しく論争を激化させてくれると信じています。