ぺん

ピープルvsジョージ・ルーカスのぺんのレビュー・感想・評価

3.7
オリジナル作品を愛する故に、意に沿わない手直しや続編によって萎えたり嫌いになってしまうファンたち。
好きの反対は無関心。気になってしょうがないから悪口も言うし、ああでもないこうでもないと熱くなるんだろうな。

出てくるSWファンそれぞれに頷ける部分もあるし、振り返ってみると身に覚えがあることも多数…
自分もルーカスの修正には首をかしげてばかりだったのですが、ルーカスの考えだからまぁ仕方ないやと受け止めていたので。
ここに登場する彼らの愛の深さは格が違った。圧倒されるばかり。
そして複雑そうにルーカスを語るコッポラが切ないやら。

新作出るたびファンとアンチが入り乱れるのって、規模は違えど
日本のオタクカルチャーならガンダムやマクロス、特撮辺り熱そうですが…
いや根強いファンがつく長寿ジャンルなら、どこでもこんな議論が起こっていそうです。
しかし批判しあったり認め合ったり、ファンと生みの親の関係を正面からドキュメンタリーとして成立させてしまうことって、羨ましいな。
合間に入るサウスパークもそうですが、誰でも知ってるビッグバジェットを堂々と皮肉っちゃうような作品、日本だったら作るの難しそうだなぁと。

ムービーなど二次創作に寛容だったルーカスの手を離れたSWですが、ディズニーだとそこららへんどうなるんでしょう。
まだまだ戦いは続きそうです。
EP7の前にコレを観たかったなぁ。
気軽に視聴したけど、あれこれ考えさせられる映画でした。