1000

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチの1000のレビュー・感想・評価

4.1
ヘドウィグと怒りの1インチ。
カルトの名にふさわしいgood音楽映画。

愉快なトランスジェンダーのドタバタ劇かと思ってたら、もっと深刻なアレだった。主人公の夢見るプラトニックな愛に対し、彼自身の愛は身体のはるか向こうに後続している。
残酷なまでに不可逆的な現実を、一つずつ、しっかり、乗り越えていく。とんでもなく切ないのに、元気をもらえる映画。
1000

1000