滝和也

ハリー・ポッターと賢者の石の滝和也のレビュー・感想・評価

3.8
魔法世界への
招待状…。

受け取るは運命の子
ハリー・ポッターと
彼を見守る観客達…。

今、その扉が開く

「ハリー・ポッターと賢者の石」

00年代を代表する大ヒットシリーズにしてファンタジー・アドベンチャーの金字塔です。初見です!えぇ、初見なんです。はい、初めて見ました(笑) えぇそうですよ。ホントです(笑) 

ストーリーは…いりませんよね(笑) 魔法使いと人が共生する世界。選ばれし子供ハリー・ポッターがホグワーツ魔法魔術学校に入学した1年を描いた作品です。

魔法世界への入門書ですから、その世界観の構築に時間を割いてます。ホグワーツ魔法魔術学校を舞台に出てくるキャラクター、アイテムに個性があり、当時最新のVFX、CGによる特撮も時に美しく、時に恐ろしくファンタジー世界を作り上げてます。

更にその世界にどっぷりつかれる冒険譚が縦軸となり、ハリー・ポッターとロン、ハーマイオニーの勇気と友情を描く万人に愛される作りです。特にロンのチェスシーンはお気に入りかな(^^)友達の為に…は素晴らしいし、あのチェス欲しい(笑)

ミステリーサスペンスとしても、良い出来ですよね。驚きましたよ。ちょっとしたミステリーが組み込まれていて…油断してました。あぁビックリ(笑) 前振りが卑怯ですよ。キャラクターが合いすぎてる…。そりゃあダイ・ハード好きは騙されますよ…(笑) 故にその方もお気に入りですけどね。燃えてたし(笑)

すごい数から選ばれたダニエル・ラドクリフ達は皆さん可愛い(^^) キャラクターにこうも合うかと。エマ・ワトソン演じるハーマイオニーは子供の頃いたな〜と言う女子っぽさが良くて、ロンも抜けた感じの相棒として素晴らしいです。決めるトコ決めてくれますし…。

ただ…残念なのは…これを小学生の頃見たかった(T_T) きっとずっと心に残る大事な作品になっていたはずです。誰にもそんな作品はあるはず。私は007やスターウォーズに始まり80年代作品がそれに当たる訳で…ちょっと思い入れが足りないかな…。作品公開から約20年で、公開された頃はいい年でしたからね。有名になり過ぎて見てませんでしたし。今やダンブルドア校長役の方の実際年齢の方が近い気が…(笑)

この作品と一緒に成長している方々は羨ましい。児童文学や作品として満点の出来ですからね。大人でもワクワクしながら見れて、友情や勇気を与え、しかも紛い物でなく、こだわった本格的な世界観を構築していますから(^^)

見始めたらシリーズは最後まで見ます(^^) あの名前を言ったら行けない方がどうなってるのかも気になりますし(^^)

余談…作品の人気を物語るように、書いてる間、各キャラの文字変換がなんと早いことか。ホグといれたらホグワーツ魔法魔術学校となるしハーマといれたらハーマイオニーだし…。

追記 あ、クリス・コロンバス監督ってグーニーズの脚本家さんだ!子供を使うの巧い訳だ…。
滝和也

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