水のまち

ルアンの歌の水のまちのレビュー・感想・評価

ルアンの歌(1998年製作の映画)
4.2
路地裏に染み入る街の喧騒。戻れないウブな肌を青い風と指が撫でる。窓から見える川の流れは時とともに止まることなく、我が物顔で汽笛が鳴いて、雨と煙草に切なさいっぱい、第六世代の真剣な視点。時代の景色の斑な感が艶めかしく、生生しく、その強度に物語がよく響く。
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