こんな50代を迎えられるのならばと思わせてくれる2人の名女優が演じる水彩画のような作品、"インテリア"の流れの陰鬱で特異なウディ。
素人目にもジーナ・ローランズのドアの開け方は本物で、窒息死寸前。…
ウディ・アレン作品は47本目の鑑賞。
これはシリアス寄りの作品。
タイトル的にベルイマンの『仮面』のウディ・アレン版と思っていたらどっちかと言うと『野いちご』的でした。
思いっきり仮面出てくるしそう…
ウディ・アレンの
初期作には、
ベルイマンの影響を
色濃く受ける作品がある。
昔々、そんな話を聞いた様な。
「私の中のもうひとりの私」
インテリアあたりはそうでしたね。こちらも見るとなるほどと…
ウディ・アレン観る(其の二十四)
また観るです
50歳を向かえた哲学教授で作家な
超インテリ女性が知らなかった
自分を知ってしまう話
主演ジーナ・ローランズ
キッカケは隣の部屋から聞こえて
来る…
撮影監督がスヴェンニクヴィストなので言わずもがな撮影が素晴らしい。基本的に地味で抑えめな演出だが、時折みせる大胆なカットにウディアレンの巧さがでてる。
「インテリア」と同じくベルイマンの影響がとても…
ウディ・アレンが敬愛するベルイマンの片腕たる撮影監督のスヴェン・ニクヴィストと初めて共に仕事をした作品だからか、インテリア並みにコメディ色が薄くてめちゃくちゃベルイマンっぽい映画に仕上がっていた。(…
>>続きを読む久々のシリアス系アレン。
とても面白かった。
80分でまとまりが良く、完成度の高さに自然と続けて2回観てしまった。
リルケの詩の豹は柵の中から外へ、迷えるジーナローランズは通気口から隣室へ想いを馳せ…
哲学界で輝かしい実績を残した50歳の大学教授マリオンは、再婚した夫ケンと義理の娘とも幸せに暮らし、まさに順風満帆な人生を送っていた。ある日、アパートの隣室から精神医とその患者ホープのやり取りが聴こえ…
>>続きを読む