私の中のもうひとりの私に投稿された感想・評価 - 4ページ目

撮影監督がスヴェンニクヴィストなので言わずもがな撮影が素晴らしい。基本的に地味で抑えめな演出だが、時折みせる大胆なカットにウディアレンの巧さがでてる。
「インテリア」と同じくベルイマンの影響がとても…

アレン唯一のホラー映画である！？

強靭なテーマと脚本が、並々ならぬ殺気を感じる。
Another womanとは誰か？

ある時、借りたばかりのアパートの換気口から声がする。
幽霊だ！
その幽霊の…

ウディ・アレンが敬愛するベルイマンの片腕たる撮影監督のスヴェン・ニクヴィストと初めて共に仕事をした作品だからか、インテリア並みにコメディ色が薄くてめちゃくちゃベルイマンっぽい映画に仕上がっていた。（…

• #裏1001映画

久々のシリアス系アレン。
とても面白かった。
80分でまとまりが良く、完成度の高さに自然と続けて2回観てしまった。
リルケの詩の豹は柵の中から外へ、迷えるジーナローランズは通気口から隣室へ想いを馳せ…

哲学界で輝かしい実績を残した50歳の大学教授マリオンは、再婚した夫ケンと義理の娘とも幸せに暮らし、まさに順風満帆な人生を送っていた。ある日、アパートの隣室から精神医とその患者ホープのやり取りが聴こえ…

ジャズをBGMとして使うことが多い監督がクラシックを多用していて、既に普段とは毛並みが異なる印象を持った。しかもサティが流れる場面はどれも主人公が内面や過去に潜り込んでいくところであるようだとも思っ…

普段のウディ・アレンとは少し違う系統ですが、なかなか面白かったです。
今まで信じてきたことや自信を持っていたことが崩れるのは辛いですね。
でも最後は救いがあって、これはこれで良かったのでは？と思いま…

ジーナ・ローランズ演じる主人公は大学の哲学部長。公私共に成功している彼女だが、隣の精神科医の部屋から漏れ聞こえる妊婦の話を耳にした事から人生を振り返り始める…。「みな過去の夢を追う」、人生に於いてあ…

コメディなウディ・アレンは好きだが、シリアスなウディ・アレンはもっと好きだ。今作は後者に類される。

「順調に動いているものは止めぬほうがいい」と思えるほど公私ともに“合格点”の人生を歩み、50歳に…

いい映画である。

主人公(ジーナ・ローランズ)は仕事場の通気口から聞こえてきた、隣の部屋で精神分析を受ける女性の話をきっかけに自らの人生を見直す。
旦那とのこと、親、兄弟のこと、友人のこと、かつて…