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クリスティーンのSAVEのレビュー・感想・評価

クリスティーン(1983年製作の映画)
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「シャイニング」「IT」などホラー小説の巨匠スティーヴン・キングと、「ハロウィン」「遊星からの物体X」など80年代を代表するホラー映画の名監督ジョン・カーペンターの現状唯一のタッグ作品。
いわくだらけの殺人車が人間を襲うホラー映画だが、内気な高校生と殺人車のラブロマンス?を描いた奇妙な作品でもある。
私は車に一切詳しくないが、クリスティーンである1958年型プリマス・フューリーという車は確かに美しいと思った。赤いボディが再生していくシーンは特に。
今作で何度もめちゃめちゃに壊されたりしてしまうプリマス・フューリーは総額50万ドルでコレクター達から買い集められたが、撮影後には2台しか生き残らなかったらしい。ある意味、本当に車の怨みを買ってやしないか心配になる。
希少な本物のアンティーク・カーを惜しげも無く破壊して撮影したシーンの数々はなかなかの迫力なので、見て損はない映画
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