好き嫌いとは関係なくケチのつけようがない完璧映画が俺の中にはいくつか存在します。
この作品もその中の1つ。
高校生の頃に映画館で観て度肝を抜かれた。
沢山の作品を鑑賞している今、改めて観たらどんな感じなんだろうと思って30年ぶりくらいに観てみた。
やっぱり凄く面白かった。
この作品を参考にした作品が数多くあったなぁと改めて原点を感じる。
エポックメイキング的な名作。
とにかく緊張感がハンパない。
再鑑賞とは思えないくらい後半はドキドキした。
後半の同時進行の描き方とか同じような作品最近も沢山あるもんなぁ。
アンソニー・ホプキンスの登場シーンが少ないのは有名な話ですが、全然グロ描写やド派手演出が無かった事にも驚いた。
そして狙ったような脅かし要素も少ない。
これは思い出のイメージと違ってビックリ。
どちらが優位に立つか?
心理合戦の描き方も今見るとやっぱり凄い。
アンソニー・ホプキンスの動き。
ジョディー・フォスターの表情。
全く古臭さも感じない。
たまに昔の作品を再鑑賞するのも良いですね。