のすけ

羊たちの沈黙ののすけのレビュー・感想・評価

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
3.9
ジュディフォスター演じるスターリングはFBIの見習いで、上司の命により連続殺人犯の調査の一環で収監中のシリアルキラーハンニバルレクターに会いに行く。

このレクターとスターリングの話。

スターリングはレクターの助言により、着々と犯人に近づいていく。

そんな中、スターリングは上司の命で偽の取引をレクターに持ちかけてしまい、レクターの信頼を一度失ってしまう。

レクターはじょうほうていきょを条件に違う場所に移動させられるが、驚くべき手法を使って逃げる。

スターリングはレクターの最後の助言を元に犯人に辿り着く。

主人公はレクターと言ってもいいぐらいのカリスマ性。
レクターはその持ち前の洞察力、知恵、で全てを見抜いているような雰囲気を常に醸し出してる。
それに、ずっと冷静でどこか紳士的。

意外にもレクターだけがスターリングに対等に接している。スターリングは見習いだし、女性っていうのもあって周りから見下されているというか舐められているような様子。しかし、レクターだけは常に対等に自分の質問にスターリングに答えさせる代わりに、聞かれたことに真摯に答える。

どこか奇妙な友情のようなものまで感じさせるような不思議な関係。

グロスとレクターのカリスマ性を楽しむ映画。
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