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羊たちの沈黙のsingerのレビュー・感想・評価

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
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至高のサスペンス映画ですね。
今回、10年振りくらいに鑑賞しましたが、
やっぱり素晴らしい作品だなぁと再認識させられました。

初めて観たのは18歳くらいで、
まだまだ世の中のことを何も知らない若造でしたが、
そんな自分でも、この映画が物凄いものだというのは、ヒシヒシと伝わってきたし、
その衝撃度はずっと今でも残っていて、
久しぶりに観ても、それは克明に呼び起こされるものだったし。

で、よくよく考えてみると、
やっぱりそれは、ハンニバル・レクターに尽きちゃうのかも知れないですね。
劇中、その男に会った瞬間から、
もうずっと映画の最後まで緊張しっぱなしというか。
そして見れば見る程に、ひと時も目が離せなくなるくらい、
その本質を覗きたくなってくるし、
映画史の中でも屈指のキャラクターと言っても過言ではないと思います。

そして、それを演じたアンソニー・ホプキンスの怪演も、本当に見事で、
映画ファンなら一度は見ておくだけの価値のあるものだと思うし。

加えて、そのキャラクターを生かす脚本の完成度が非常に高く、
それが作品をさらなる高みに導いているというか。
同年のアカデミー賞で、主要部門を総ナメしたのも頷けるくらい、
とても品質の高い映画作品だと思いますね。