サイコ・ホラーの傑作と言われる、この作品を初めて観た。
怖いので一人で観るのはムリと判断し、母が家にいる間にやっつけようと思い、覚悟して観た。
（母が隣の部屋で寝てからだが）
前半は、観るの止めようと何度も停止ボタンに指を置いた。
苦手だー、まず、生理的にムリな映像の連続。
早く過ぎ去ってくれと願いつつ、目をつむったり、指の間から観たり。
怖いよー、気持ち悪いよー。
クラリス（ジョディ・フォスター）、賢く勇敢だ。
検死のとき、鼻穴の下にクリームを塗る場面、可笑しいのだが、笑うところではない。
連続猟奇殺人犯を突き止めるために、元精神科医で殺人犯のハンニバル・レクター博士（アンソニー・ホプキンス）の助言を得ようとする。
助言と引き換えにレクター博士は、クラリスに、彼女自身に関して質問する。
議員の娘を誘拐した連続殺人犯を追うのが本筋と思いきや、終盤は、レクター博士の逃亡劇が加わる。
それがまたエグいエグい。
アンソニー・ホプキンスは確かに凄い、もはや「＝レクター博士」。
あの小さな金属スティックを口の中から出して見せたときから、もう怖い。
この二人やられるんだろうな、ああ、やっぱりな、うげげげげ。
？？？？？どこ行った？？？？？ぎゃああ！
クラリス＝ジョディ・フォスターの活躍はもちろんだが、
最終的に印象に残るのはレクター博士というラストシーン。
クラリスの上司役のスコット・グレン、当時よくいろんな映画に出ていた。
かっこいいね。今回の役は特に良い。
クラリスのことを少なからず想っているという感じかな？
彼女を見るまなざしが優しい。
いろいろ確かめたい件もあるのだが、二度観る気持ちになれないので、ネタバレサイトに行こうと思う。笑
